腹部の脂肪吸引
イルーズは更に数種類の液体をカニューレの先から流しながら血管、神経の損傷を避け、出血量をおさえて広範に脂肪吸引を行えるよう『Wet Method(ウエットメソッド)』という方法を開発した。これは小さな皮膚の切開口(約2〜6mm)から広範な皮下脂肪を吸引除去する方法だ。
脂肪吸引は1921年フィッシャー(Fischer)により初めて行われ、 1977年にフランスのイルーズ(Illouz)医師によって始めたカニューレ吸引法が現在の主流と言われている。
ダイエットは脂肪細胞の数は同じままで脂肪細胞が脂肪を放出して小さくなって痩せる。一方、脂肪吸引は脂肪細胞の数が1/3ぐらいに減ってしまうことにより痩せる。
しかも食事制限はしていないので飢餓状態にはないために、今までと同じ食事内容でも、そこからまた太ったりすることはない。
脂肪吸引は70年代にフランスのDr.フルニエが開発した痩身(そうしん)術だ。これにより、従来のようなダイエットや大きな外科的手術をすることなく、体への負担も最小限で、傷口も数ミリの小さな穴なのでほとんど残らず、短時間で、しかも自分が気になる体の部分の脂肪をピンポイントで取り除けるようになった。
直径数ミリの細い金属性のカニューレという管を、ヒフの数ミリの小さな穴から脂肪層に通し、管の先端に開いた小さな穴より脂肪を、掃除機のような強力な吸引力を持つ機械の力と、医師が管をピストン運動させることにより吸い出して、管よりチューブを経て、吸引ビンの中に取った脂肪を集める。
ほとんど脂肪吸引の経験をしたことがない未熟な医師や、適当に脂肪吸引を行っている医師などによって脂肪吸引を受けると、皮膚が凸凹になってしまう場合がある。これは不均一に脂肪吸引をした結果に見られる失敗例で、医師の技量によるものだ。
脂肪吸引で失敗したと言う人の失敗例を見てみると、一番に多いのが脂肪吸引後の皮膚の凸凹のようだ。
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